スターリングファイバー 特殊工業材料

スターリングファイバー社について

スターリングファイバー社の社屋

米国フロリダ州に本拠地を置くスターリングファイバー社(Sterling Fibers Inc.)は、1957年に設立された米国アメリカン・サイアナミッド社(American Cyanamid Co.)のカーペットやセーター等の被服分野向けアクリル繊維製造部門を起源とする企業です。

近年では、アクリル繊維をフィブリル(枝分かれ構造)化する独自技術を用いて、摩擦材、ガスケット、特殊紙やフィルター等の用途への使用を想定したアクリル繊維の研究開発を手掛けています。スターリングファイバー社の高付加価値アクリル繊維は、アラミド繊維代替品として注目されている材料です。

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特長

スターリングファイバー社のCFF繊維は、アクリル繊維の持つ他の材料に対する高い接着性に加え、微細に枝分かれした構造が他の材料を抱え込み均一な分散を可能にします。
この特長は、特に特殊紙やフィルターにおける吸着剤などの機能性材料が最大限効果を発揮できるように分散する効果が期待できます。
また、摩擦材に使用可能な耐熱性を有しており、アラミド繊維の代替として自動車のブレーキライニング、ブレーキパッド用材料での採用例も世界各国で増えつつあります。

主な用途

CFFアクリル繊維には、CFFV110-1に代表される含水量が少なく乾式分散の使用に適したドライタイプと、CFFV111-3の様に湿式での分散に適したウェットタイプの2種類に分けられます。

ドライタイプであるCFFV110-1は、主にアラミド繊維代替材料としてブレーキやクラッチのプレフォーム性を向上させるバインダーに使用されます。
CFFV110-1 は、アラミド繊維より安価な価格で、アラミド繊維と遜色のない耐摩耗性やプレフォーム性の向上を実現します。

CFF111-3を始めとしたウェットタイプの繊維は、不織布フィルターや特殊紙の製造の際に各材料を抱え込み、その機能を損なう事無く分散させます。
また、アクリル繊維の持つ優れた耐候性、耐薬品性、繊維同士が絡み合うことによるシート製品の引張強度向上にも貢献します。

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