SLMソリューションズ社 3D金属積層造形システム

造形速度と品質の向上。この相反する課題を解決!

造形速度と品質の向上。この相反する課題を解決!SLMソリューションズの3D金属積層造形システムシリーズ

品質管理ソフトウェア「アディティブ・クオリティ」

品質管理ソフトウェア「アディティブ・クオリティ」
@メルトプールモニタリング(MPM)
メルトプールの状況を可視化し溶融部で生成される熱照射のデータを記録、造形プロセスパラメータの開発のための検証が可能です。安全性の担保が必要な部品造形プロセスでは異常に繋がる変則的な溶解の解析データとして活用できます。
Aレーザーパワーモニタリング(LPM)
レーザー出力の設定値と実測値を連続的に計測し、品質管理記録としても活用できます。
Bレイヤーコントロールシステム(LCS)
パウダーの一層毎に品質を検証し記録するシステム。パウダーベッドの状態を監視し造形時の造形を記録し、造形物の変形による装置損傷を防ぐ事が可能。コーティング上の起こりうる異状を検出します。

造形支援ソフトウェア「アディティブ・デザイナー」

造形支援ソフトウェア「アディティブ・デザイナー」

複雑な部品の造形パラメータをカンタンに設定でき設計時から造形後まで幅広く考慮されたソフトウェア。直観的なユーザインターフェースで、操作のガイダンス、技術サポートガイドも提供します。連続生産の場合は、工場管理、ユーザ権限、生産管理機能などもオプションとして追加可能です。

ユーザにニーズに合わせて選べる造形部品取出機能

@ PRS800 SLM800用「手動造形部品取出しステーション」
1台で使用する場合の不用になったパウダーを除去し造形シリンダーから造形部品を取り出す装置です。
造形後、造形物の機械本体からの取り出し、パウダー除去が直線軸上で行うことができます。パウダーは、除去ステーションからブラスターツールと真空操作グローブボックスを使い手動で取り除かれます。PRS800の不活性ガス環境とパウダー管理システムにより、パウダー品質は次の造形用に維持され、作業者のパウダーとの接触を最小限に抑えます。
PRS800は、大規模部品の量産に最適。パウダー除去ステーションは、自動生産または複数の機械統合へ拡張するとき、容易な操作とダウンタイムの軽減を促進する、新開発SLMハブに、発展可能です。
A 新開発SLM800用 自動搬送システム「SLMハブ」
SLM800は、新開発の完全自動搬送システム「SLMハブ」とつなぐと最高のパフォーマンスを発揮します。このシステムは、不活性ガス下で予熱や冷却用の専用区画を持つ造形物の自動搬送装置です。またSLMハブは、造形作業から手動、集中制御でパウダー供給、さらに基板を回転・振動させて、完成造形物から不要となったパウダーを自動分離し、将来のリユースのためにふるい装置に戻します。
SLMハブに連結される造形機本体は全て、クローズループ式パウダーマネジメントシステムの集中制御のバキューム技術により供給されます。5台までのSLM800造形機本体はモジュール構成で連結され、1台のSLMハブで操作が可能です。
ビルドシリンダーマガジン(BCM、造形物挿入ケース)により、複数の造形物を同時に並列処理することができ、稼働を最大化し、量産体制に拡張することが出来ます。

次世代モデル SLM280 PS (プロダクションシリーズ)

  • 高い安定性と実用性を発揮する、連続生産向き堅牢ハイパフォーマンスマシン
  • クローズドループ方式自動パウダー供給ユニットを装備
    SLMソリューションズのフラッグシップモデルで、造形品質を高め連続生産を可能にします。造形領域:280×280×365mmをもち、構造の堅牢性と性能の安定性を向上させました。
    特許マルチレーザ技術で2台のファイバーレーザを搭載し高速造形に可能。造形プロセス中に、中型機としては最高レベルのレーザが3D光学系を通じて造形エリアを照射します。デュアル、ツインのレーザ構成が可能でシングルレーザより80%アップの高速造形が可能です。さらに特許取得の双方向パウダーリコートシステムで造形中のパウダー敷き回数を減らし造形時間低減します。また複雑形状部品でも、個別の造形パラメータのCADデータで連続生産が可能。アクセスが自由なため材料やパラメータをユーザが独自に設定出来る、幅広い選択肢を持っています。充分な機械特性を持つ造形品をつくるためには、クリーンなプロセスチェンバーが必須ですがSLM280は継続使用が可能な安全フィルターモジュールを装備し、チェンバー内をクリーンに保つだけでなく面倒なフィルターカートリッジ交換も不要で維持費低減に貢献します。継続使用可能なフィルターにより連続生産においても最適な造形品質を確保します。最適化された不活性ガスフローにより造形チェンバーで発生する燻煙も効率よく除去し最良の造形状況を維持します。強化された不活性ガスがチェンバー壁を沿って流れることにより、不純物がレーザガラスを汚すことを防ぎ、造形表面を良好に維持します。効率よい不活性ガス循環は、クリーンな造形環境を作るだけでなく重要なオペレーションコストの一つであるガス消費も低減することができます。
SLM280 PS
自動パウダー供給ユニット PSV
自動パウダー供給ユニット PSVPSVはあらゆる造形プロセスに充分な90リットルの容量を持ち、パウダーボトルから個々に供給する手間を省きます。造形機本体に供給する手前で、超音波方式のふるいプロセスにより、造形プロセスに不用なオーバーサイズのパウダーや異物を除去します。PSVと本体間の搬送はバキューム技術により完全自動です。
PSVは3つの独立したパウダー搬送ルートをもち、通常のパウダー搬送ルートに加え、オーバーフローした過度の量のパウダーを再度、選択分離プロセスに戻す第2のルート、造形後残ったパウダーを手作業で、吸引しPSVへ戻す第3のルートがあります。パウダー搬送からふるい選択、保存は、クローズドループの不活性ガス内で行われます。パウダー搬送はコンタミのないパウダー品質を保証した金属配管で行われます。非接触パウダー供給で操作者の安全も確保します。

動画の紹介

レーザ粉末焼結積層造形(SLM)方式とそのコア技術の動画

1. レーザ粉末焼結積層造形(SLM)方式とそのコア技術

品質管理ソフトウェア「アディティブ・クオリティ」の動画

2. 品質管理ソフトウェア「アディティブ・クオリティ」

SLMハブ+連続生産、量産システムの動画

3. SLMハブ+連続生産、量産システム

造形支援ソフトウェア「アディティブ・デザイナ」の動画

4. 造形支援ソフトウェア「アディティブ・デザイナ」

自動パウダー供給ユニット PSVの動画

5. 自動パウダー供給ユニット PSV

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