3Dラボ AM用小型アトマイザー

3Dラボ社について

3Dラボ社の社屋

3Dラボは2007年にポーランドに設立された、AMに特化したメーカ兼技術商社です。樹脂や金属の3Dプリンタを販売するかたわらで、3Dプリンタ向けの設計や各種開発のサポートをしてきました。特に金属3Dプリンタの材料に関する制限について多くの顧客からの相談を受けるうちに、2016年には材料に関するR&D部門を設立し、アトマイズ法の技術開発に取り組むようになりました。そして2018年に世界初の超音波を利用した小型アトマイザー「ATOラボ」を世界に向けて発表、2019年から正式に販売を開始しました。

これまで試験目的で金属3Dプリンタ用の高品質な材料の少量調達は非常に難しい状況でしたが、これをインハウスで製造することを可能とした画期的な装置です。

小型超音波アトマイザー「ATOシリーズ」

TIGのフィラー溶接の要領で超音波振動する冷却された銅チップの上に溶滴を移行させ、溶融プールを形成、超音波にて暴れた液面をプラズマガスで吹き飛ばすことで高品質な金属粉末を製造する装置です。

これまで研究開発の現場での少量の粉末材料調達は、大きな課題でした。既存の材料で少量だけ粉末にして試験施工を行いたい。できれば低価格・短納期で調達したい、そんなニーズにお応えができる装置です。

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3Dラボ社のアトマイザーの仕組み3Dラボ社の「ATOラボ」でアトマイズした金属粉体の拡大図
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