SLM500

オプション

自動パウダー供給ユニット PSV

SLM500は、信頼性の高いパウダー供給を確実にするため、造形の全工程で、モジュール式パウダー供給ユニットPSVを造形機本体に連結が可能です。PSVはあらゆる造形プロセスに充分な90リットルの容量を持ち、パウダーボトルから個々に供給する手間を省きます。造形機本体に供給する手前で、超音波方式ふるいプロセスにより、造形プロセスに不用なオーバーサイズのパウダーや異物を除去します。PSVと本体間の搬送はバキューム技術により完全自動です。
PSVは３つの独立したパウダー搬送ルートがあります。通常のパウダー搬送ルートに加え、オーバーフローした過度の量のパウダーを再度、選択分離プロセスに戻す第２のルート、造形後残ったパウダーを手作業で、吸引しPSVへ戻す第３のルートがあります。この段階で、次の造形プロセスを開始することが可能で、その際は造形機本体へのパウダー供給が優先されます。新鮮なパウダーはPSVからパウダータンクへ直接、もしくは吸引装置経由でPRSのパウダータンクを空にして供給されます。
パウダー搬送からふるい、保存まで、不活性ガス内のクローズドループ方式で行われます。パウダー搬送はコンタミのない鉄配管で行われ不純物混入を防ぎのパウダー品質を確保します。非接触パウダー供給で操作者の安全も確保します。

手動造形部品取出しユニット PRS

PRSは、SLM500の基本的機能でバッチ生産に最適で、不用になったパウダーを除去し、造形シリンダーから造形部品を取り出すために使われます。造形物がアンロードの状態で、SLM500の基本機能で造形シリンダーを取り除きパウダー除去ユニットPRSへ搬送します。PRSを使って、造形された部品は、作業者の肌に触れることなしに、過剰なパウダーを人間工学的に取り除きます。造形シリンダーへのアクセスは内蔵された機密性のあるグローブで容易に行うことができ作業者は金属パウダーに曝されることはありません。

仕　様

商品番号	造形範囲	搭載レーザー	最大造形速度	積層厚	レーザー 照射径	シールドガス	電源	機械寸法・重量
SLM125	125×125×125mm	400Wファイバーレーザ 1台	25cm3/h	20 - 75μm	70 - 100μm	アルゴンガス 2ℓ/min	400V3相, 32 A, 50/60 Hz, 3 kW	1400×900×2460mm 750kg
SLM280	280×280×365mm	400Wファイバーレーザ 1台 700Wファイバーレーザ 1台 400Wファイバーレーザ 2台 700Wファイバーレーザ 2台 700W＋1000Wファイバーレーザ 各1台	88cm3/h	20 - 75μm	80 - 115μm	アルゴンガス 2.5ℓ/min	400V 3相, 63 A, 50/60 Hz, 3,5 - 5,5 kW	2600×1200×2700mm 1800kg
SLM280 PS	280×280×365mm	400Wファイバーレーザ 1台 700Wファイバーレーザ 1台 400Wファイバーレーザ 2台 700Wファイバーレーザ 2台 700W＋1000Wファイバーレーザ 各1台	88cm3/h	20 - 90μm	80 - 115μm	アルゴンガス 2.5ℓ/min	400V 3相, 63 A, 50/60 Hz, 3,5 - 5,5 kW	2900×1200×2500mm 1800kg
SLM500 （本製品）	500×280×365mm	400Wファイバーレーザ 2台 700Wファイバーレーザ 2台 400Wファイバーレーザ 4台 700Wファイバーレーザ 4台	171cm3/h	20 - 75μm	80 - 115μm	アルゴンガス ５ - 7ℓ/min	400V3相, 64 A, 50/60 Hz, 8 - 10 kW	5200×2800×2700mm ※PSV, PRSを含む 3100kg
SLM800	500×280×850mm	400Wファイバーレーザ 4台 700Wファイバーレーザ 4台	171cm3/h	20 - 90μm	80 - 115μm	アルゴンガス ５ - 7ℓ/min	400V3相, 64 A, 50/60 Hz, 8 - 10 kW	構成による

その他、オプション・アクセサリーがあります。
金属造形パウダーは自由にお選びいただけます。愛知産業では、LPWテクノロジー社製の高品位専用パウダーを推奨致します。
詳しくは愛知産業までお問い合わせください。

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