リテック 特殊金属溶解炉システム
真空精密鋳造炉(Vacuum Precision Investment Casting)
リテック社は、初めてニッケル基超合金の単結晶生産設備を設計、製作したパイオニアです。
真空精密鋳造は誘導加熱装置を熱源として真空下で金属を溶解し、セラミックのモールドへ鋳込み鋳造を行います。非常にシンプルな機構ですが、精密鋳造技術は凡用性が高く、ゴルフクラブのヘッドから航空機部品、発電用ガスタービンのブレード、自動車部品等に応用され、高付加価値の材料をはじめ、様々な材料へ幅広く使用することができます。主に、高度な結晶制御が要求される航空機エンジンのタービンブレードやガスタービンブレードの製造に使用されています。
リテック社は、40年以上にわたり精密鋳造の技術で経験と実績を積み重ね、注湯、温度制御、引き抜きシステム等の鋳造プロセスにおいて数多くのノウハウを持っています。また、他社に先駆けてニッケル超合金の単結晶設備を設計、製作を行った会社であり、その秀でた結晶制御の技術はリテック社のアドバンテージとなっています。
特長
- 用途に応じて単結晶凝固、一方向性凝固、等軸晶の部品が製造可能です。
- 登録されたレシピに基づき、注湯からモールドの引き抜きまで自動制御によって鋳造を行うため、オペレーターの熟練度による品質のばらつきがありません。
- データロギング機能により操業の内容を正確に把握することが出来ます。
その他、オプション・アクセサリーがあります。
詳しくは愛知産業までお問い合わせください。