ハームレ社5軸マシニングセンタ

マシニングセンタC400

マシニングセンタC400

仕 様

商品番号 ストローク X-Y-Z 最大主軸回転数 早送り速度 スケール分解能 VDI規格値 制御装置  ATC本数
C400 850-700-500mm 15,000 / 18,000rpm
(HSK A63/BT40)
35m/min 0.0001 mm
(フルスケール
フィードバック)
0.008mm
(VDI/DGQ3441)
HEIDENHAIN
iTNC530
38本
テーブル仕様
形状 テーブルサイズ 最大傾斜角 A/C軸速度 最大積載重量
テーブル Φ440 mm +91 / -139° 25 / 0 rpm 400 kg
テーブル Φ650 × 540 mm +91 / -139° 25 / 30 rpm 600 kg

 

※その他、オプション・アクセサリーがあります。お気軽にお問い合わせください。

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ハイデンハイン社製コントローラ
標準装備されるハイデンハイン社製コントローラー iTNC 530では、より繊細で正確な切削を高速で行えます。ハードディスクを搭載することにより、膨大なデータを瞬時に入力する事ができ、大きなプログラムを効率的に編集できます。切削加工中に次のプログラムがコントロールユニット上で編集でき、同時にデータインターフェースを介して入出力できます。iTNC 530は標準仕様のイーサネット・データ・インターフェースでサーバコンピュータ、CAMステーションとつなげられます。
スピンドル速度は40,000rpmまで適応制御されタップ加工から高速加工まで安定した回転が約束されます。
加工パスがすばやく演算されることにより高速マシンに特有な不自然な挙動や振動が抑えられ、加工面の高い品質が約束されます。
優れた接近性・作業性
開発当初より5軸加工機に求められる要素が配慮された設計になっているためコンパクトな外観からの想像をくつがえすほどの広い加工範囲と接近性を有しています。
トラニオン機構ダイナミックA軸
A軸はマシニングセンタのサイドフレームに直に大口径のベアリングを固定すると共に左右両側に高トルクのサーボモータを配置しています。
これにより重量物やパワフルな加工にも高い精度を保証します。
ピックアップ式ATC
スピンドルがフレーム内に収められた回転式マガジンから直にツールを交換する方式のため、構造と動作がシンプルでメンテナンスが容易です。
ハームレ式ガントリーレール
Y軸は、3本のスライドレールをトライアングル上に配置した3点支持という独特な設計(特許)です。従来の2本レール4点支持に比べて"ねじれ"がありません。また、動き始めが極めてスムーズで、微小の動作指令にも追従します。
スライドレールは剛性の高いフレームに取り付けてあるため"たわみ"が発生せずに平衡度が常に保たれます。
オフセットX軸
X軸は2本のスライドレールとそのセンターに配置されたボールねじから構成されています。2本のレールを前後にオフセットすることによってレール間のスパンが長くとれると共に主軸からのモーメント(力)を分散することができるため高剛性を実現しています。センターに配置されたボールねじは、レールに対してねじれ方向の無理な力を受けず高い精度を維持します。
人造石一体型フレーム
ハームレ社は精度アップの根幹策として「石」を採用しました。精密測定機に花崗岩が採用されているようにハームレ社の5軸マシニングセンタフレームは、花崗岩とほぼ同じ材質の人造石で作られた継ぎ目のない一体構造です。
これにより、@剛性が高く A温度変化が少ない B振動・共振しにくい、3つの基本要素が得られ、高い精度を実現する基礎が出来上がりました。(C50,C60は鋳造)
衝突対策
マシニングセンタに事故が起きた際のダメージとロスタイムを最小限に抑えるために、Cシリーズ(一部を除く)は多くの保護機構を備えています。その一例がスピンドルに対応する"衝撃吸収ブッシュ"です。クラッシュ時にこのブッシュが変形することによってZ軸方向の衝撃を吸収します。