フロニウス社 溶接システム
溶接データ統合マネジメントプラットフォーム ウェルドキューブ
フロニウスの考えるインダストリー4.0とスマートファクトリー
インダストリー4.0 の出現により、これからの工場はスマートファクトリーへと変貌します。
フロニウスの溶接機およびその周辺装置はすでに、「インダストリー4.0 レディ(I4.0 ready)」となっています。
溶接技術とその装置をスマートファクトリー化するためには、まず優秀な溶接技術者の知識と技能がデジタル変換されなければなりません。
溶接知識のデジタル変換、この非常に難解な課題にフロニウスは挑戦してきました。
あらゆる情報をデジタルデータへ変換するには、溶接用のハードウェアにはマイクロプロセッサーやセンサーを搭載し、高速にデータ処理し生成された大容量のデータを安全に蓄積する必要があります。さらに溶接電源とその周辺装置とのインターアクションおよび作業者と溶接機の間のコミュニケ―ションにも配慮する必要があります。
フロニウスが提案するインダストリー4.0対応の溶接電源とマネジメントシステム
フロニウスは世界で初めてデジタル溶接機を開発し、2015年には従来の200倍の高速データ処理が可能なインテリジェント溶接機TPS/iを発売。
溶接作業に対して適切な溶接プログラムを搭載、アップグレードも容易になりました。さらにフロニウスは、2017年に蓄積した溶接データを長期的に高度に分析する統合マネジメントプラットフォーム ウェルドキューブを開発しました。
基本機能
ユーザにとってのメリット
- 遠隔で溶接データをリアルタイムに閲覧可能。
- 独自のウェルド・オプティマイザ機能によりベストな溶接パラメータを設定。
- ワイヤ、ガス、電力、不良率を分析し、溶接線当たりのコストを分析。
- 接続している溶接機のデータを自動的にバックアップ。
- 現場で不具合が発生した場合はアラームを発報。