ダヴィ ベンディングローラー
MCBシリーズ(4本ロール式)
再現性、生産性、利便性を重視する場合は、4本ロール式が最適です

- 高剛性フレーム
- ワーク端がピンチされ、最小フラットエンドを実現
- 直管曲げ及びコニカル管曲げが可能
- 遊星ガイド方式により、最小直径を実現
- ギアボックス構造によるロールの高い傾斜能力
- 特許取得済みのServo-Tronic©システムにより、最高水準のロール平行度を実現
- 優れた操作性とメンテナンス性
- ロールのアップグレードが可能
- "エクストリーム"制御システム
人間工学に基づいたコンソールとハイレゾインターフェース

最短フラットエンド
頑丈でコンパクトなクローズドフレームは、機械の安定性を保証し、たわみを最小限に抑え、ピットをより浅くします。
フレームは事実上、機械の中心部分を構成しています。プレート形成時に発生する応力は、このフレームで耐える必要があり、最終的には基礎に伝達されます。この頑丈なクローズドフレームは、ダヴィMCBが最短フラットエンドを実現するための主な特長の1つです。
ダヴィのベンディングローラーは、市場で最もコンパクトなクローズドフレームを特徴としており、ベースフラットフォームではなくフレーム間に設定された補強ビーム(フレーム内設計)により、地面との接続の剛性と機械の安定性を向上させ、より浅く安価なピットを構築することができます。
ダヴィの研究開発チームが実施した広範な有限要素法(FEM)研究によると、フレームはプリベンディングの際に特に応力を受けていることが分かっています。ダヴィの独自設計は、構造全体の剛性を大幅に高め、最も厳しいプリベンディングやリローリングの作業でも最大限の精度を保証します。

実現可能な最小の直径
4本ロール機の曲げ力は、2本のサイドロールによってプレートに圧力がかかります。市場の他のソリューションとは異なり、ダヴィの独自設計ではサイドロールが自転し、上下にガイドされるのではなく回転軸を中心に動作するメカニズムです。
このシステムにより、ダヴィMCBはテコアーム(回転軸とシリンダーの力点間の距離)の増力効果により最大限の性能を発揮し、トップロールのたわみを低減しつつ、小さな直径の缶を成形することができます。

最高のロール平行度と高い傾斜能力
特許取得済みのServo-Tronic©システムは、二重の独立した統合型平行制御システムにより、常に機械のロールを平行に保ちます。このシステムは、各シリンダーがまったく同じ圧力と質量流量でオイルを受け取れるよう、専用のポンプグループと回路を搭載しており、微調整には電子バルブのみを使用します。
このように、電子機器に故障が発生した場合でも、ロールの平行度は油圧および機械的に維持され、機械は優れた結果を維持しながら稼働し続けることができます。
ダヴィのシャフトマウント型ギアボックスの構成により、ロールの長さが3メートルにつき最大100mmまで、ストレスなくロールを傾斜させることができます。

最高水準の操作性とメンテナンス性
機械の設計が改善されたことで、全工程を通じて操作性が向上しました。上部ロールのたわみを抑えるための大きな旋回点を備えた強化ヨークとなり、成形されたワークピースを簡単に排出できます。干渉なく角度のあるコニカル管曲げをつくることができるコンパクトなフレームとなりました。
遊星ガイド方式は、摩擦のない動きと最大限のエネルギー効率と耐久性を発揮し、定期的な潤滑が不要であるため、ミルスケールが蓄積することによる摩耗のリスクが排除され、必要な機械メンテナンスを大幅に削減します。

その他、オプション・アクセサリーがあります。
詳しくは愛知産業までお問い合わせください。