MAVシリーズ（３本ロール式）

より柔軟で正確性が高い３本ロール式ベンディングローラー

最短のフラットエンドとより安全なオペレーション

理想的なトルク伝達とロールの同期化により、MAVはプレート上で可能な限り多くのグリップを保持します。

特に３本ロール式では、プレートをできるだけしっかりつかむことが最も重要です。ダヴィの全ロール駆動テクノロジーは、モーター駆動式上部ロールとサイドロールを標準装備しており、油圧式モーターからプレートへ最適なトルク伝達を保証します。

この革新的なシステムにより、機械式ブレーキを搭載する必要がなくなりました。そしてロールの速度は自動的に油圧で同期され、これが最終製品に最高の仕上がりがもたらされる理由です。
実際、プレートは常にロールと正しい接点に位置決めされ、最短のフラットエンドを実現することができます。プリベンディング段階では、これらの機能により、プレートの滑りや落下が防止されます。

また、３つのロールにより、プリベンディング時に上部ロールとピンチングサイドロールをほぼ重ね合わせることができ、最高の精度を実現します。

優れたリローリング性能

頑丈でコンパクトなフレームは事実上、機械の中心部分を構成しています。プレート形成時に発生するすべての応力は、このフレームで耐える必要があり、最終的には基礎に伝達されます。

ダヴィの機械は、市場で最も大きくありながら、最もコンパクトなフレームを搭載しており、これにより地面との接続部の剛性と機械の安定性を向上させ、利用可能なサイドロールストロークを増やし（したがって最大軸間距離を増やした構造になっています）、ベースフラットフォームではなくフレーム間に設定された補強ビーム（フレーム内設計）により、はるかに浅いピットを構築することができます。

優れたコニカル管曲げ能力

３つの完全傾斜ロールにより、MAVは可能な限り正確で均一なコニカル管曲げ加工を行います。ダヴィのシャフトマウント型ギアボックスの構成により、ロールの長さが３メートルにつき最大100mmまで、ストレスなくロールを傾斜させることができます。

ダヴィMAVは、連続コニカル管曲げにおいて比類なき性能を保証します。

最大精度

市場に出回っている他のソリューションとは異なり、ダヴィのシリンダー缶はフレーム内に設置され、複数のボルトではなく厚いフレームプレートにより所定の位置に保持されます。したがって、シリンダーにかかる力を制限する必要はなく、これにより小さな缶の圧延において最高の性能を発揮することができます。

油圧による完全な対称性は、ダヴィ独自の機能であり、市場に出回っている他のソリューションとは異なり、圧延精度と機器の耐久性を高めるために、電子制御ロール平行システムを連続的に作動させる必要がありません。

実際、トップロールの両端でまったく同じ力（同じ変位量を持つシリンダー）をまったく同じ方法（「Push-Push」または「Pull−Pull」）で作動させることで、ダヴィMAVは成形プレートに沿って完璧に均一な負荷分散を保証し、あらゆる条件下で最高の生産性を実現しています。

特許取得済みのServo-Tronic^©システム

ロールの動きは、特許取得済みのServo-Tronic^©システムにより、機械の両端に設計された油圧シリンダーによって作動します。

特許取得済みのServo-Tronic^©システムは、二重の独立した統合型平行制御システムにより、常に機械のロールを平行に保ちます。実際には、各ロールシリンダーへの給油は、微調整のみを行う電子バルブでサポートされた専用ポンプ群と回路により、機械的にまったく同じ圧力と流量に保たれています。このように、電子機器に故障が発生した場合でも、ロールの平行度は油圧及び機械的に維持され、機械は優れた状態を維持しながら稼働し続けることができます。

Servo-Tronic^©は、ロールの位置決め精度を最大限に高め、電子機器への依存度を最小限に抑え、電子機器に不具合が生じた場合でも稼働時間を最大限に確保し、ワークピースの幾何公差を最適にします。
MAVはまた、マルチギアボックスの構成により最高の操作性とメンテナンス性を実現しています。

その他、オプション・アクセサリーがあります。
詳しくは愛知産業までお問い合わせください。

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