愛知産業株式会社(本社東京都、資本金:8600万円、社長:井上博貴)は、本年会社設立80周年を迎えるにあたり、記念事業として 来る10月11日の東京・品川にて、第3回金属3D積層造形セミナーを開催します。5名のキーパーソンが、最新技術と今後についての講演を致します。
内容は、基調講演として、アディティブ・マニュファクチュアリング(AM)技術で先行している 欧州のシーメンス社とロールスロイス社から講師を招聘し、欧州の最新技術と具体的な応用例について講演致します。さらに弊社が代理店となっている、積層造形システムメーカのパウダーベッドフュージョン方式のドイツSLMソリューションズ社、電子ビーム・ワイヤ添加方式の米国サイアキ社、AM専用パウダーのメーカ LPWテクノロジー社の技術トップがそれぞれの分野の最新技術をご紹介します。
■講演者と内容
① ドイツ シーメンス社 Dr Olaf Rehme, Corporate Technology
「シーメンスグループの重電・重工におけるAM技術の最新事例と課題、将来展望」
② 英国 ロールスロイス社 Dr Chris Heason, Repair Technology
「ロールスロイスグループの航空機エンジン等補修のLMD技術の活用事例と将来展望」
③ ドイツ SLMソリューションズ社 CTO Dr Henner Schöneborn
「研究開発から量産に移行した欧米のマーケットで必要な最新装置・ソフトの開発と、造形物の品質管理の取組み」
④ 英国 LPWテクノロジー社 社長 Dr Phil Carrol
「AMプロセスにおける金属パウダーの再利用と品質劣化の関連性のケーススタディと、材料の品質管理をデジタル化の取組み」
⑤ 米国 サイアキ社 海外営業部長 Mr John O'Hara, Sciaky, Inc.
「ロッキードマーティン社やエアバス社等におけるEBAMの採用事例やその他の最新アプリケーション事例を紹介」
開催要領
- 日時:2017年10月11日(水) 開始:10:30(受付開始10:15) 終了予定 17:30
- 場所:東京都品川区東大井5-18-1品川区総合区民会館「きゅりあん」1階 小ホール
- アクセス:JR京浜東北線・りんかい線・東急大井町線の「大井町駅」から徒歩1分
会場までの案内図を開く - 定員:250名(定員に達し次第、締め切ります)
- 参加費用:1人 28,000円(消費税込)
- 講演資料は当日の参加者のみに配布します。昼食をご用意致します。
お申し込みは
愛知産業ドットコムの専用サイトから、お申込み下さい。(無料の会員登録が必要です)
参加費用のお支払いは、銀行送金、クレジットカード、コンビニ決済が選択できます。愛知産業ドットコムから、お送りする入金確認連絡メールを、「参加証」として当日受付でご提示下さい。
セミナー申し込みはこちら (愛知産業ドットコムサイトが開きます。)
定員に達しましたので申込みを締め切りました。
お申込み有り難うございます。
- お申込みは先着順です。満員の際は、ご了承下さい。同業の方の参加はお断わり致します。
- 講演者および内容は講演者の意向により変更することがあります。なお事前許可なしの写真撮影および録音はご遠慮ください。
- 主催:愛知産業株式会社
後援:公益財団法人 国民工業振興会、公益財団法人溶接接合工学振興会
講演者プロフィール
① Dr Olaf Rehme, Siemens AG Corporate Technology 1999年ハンブルグ工科大学卒業後、ソフトウェア開発会社を経て2003年に母校のレーザシステム研究所に入り、産学共同研究でアディティブ・マニュファクチュアリングの博士号を取得。2008年にベルリンのジーメンス中央研究所に入り、現在、プロジェクトマネージャとしてジーメンスグループのアディティブ・マニュファクチュアリング技術実用化の総責任者。 |
② Dr Chris Heason, Rolls-Royce plc. Joining and Additive 2000年にマンチェスター大学にて物性科学の冶金学を修了後、2003年アルミ合金の難変形の研究で博士号を取得、ポスト博士課程で航空宇宙用途でのアルミ合金の先進溶接研究に実施。2005年、溶接エンジニアとしてブリティシュ・スチール(現在のタタ・スチール)の中央研究所に入社し、従来の溶接技術に加えレーザによる硬化、溶接、切断、肉盛りの研究を行う。5年後、ロールスロイス社に移り、車修理セクターで、車修理のためのレーザメタルディポジション(LMD)法を開発。現在、ロールスロイス全社の修理部門の広範囲なLMD応用技術の総責任者。 |
③ Dr Henner Schöneborn, CTO, SLM Solutions Group AG 1993年にドイツ工具メーカMCPでプロダクトマネージャ、2000年よりMCPグループの米国、英国、ドイツのグループマネージャ、2002年よりMCPグループのボードメンバーとなり、SLMテクノロジー部門の全世界展開の責任者。2007年よりSLMテクノロジー部門の経営責任者となる。SLMソリューション社として独立後、ドイツ本社と米国のSLMソリューションズ社のCTO/CCOとなる。2014年から、ドイツと米国とのSLMソリューションズ社内のSLMテクノロジーの責任者となる。2014年以降、SLMソリューションズ社の技術開発イノベーションのボードメンバー。 |
④ Dr Phil Carroll, CEO, LPW Technology Ltd. 英国シーフィールド大学で、先進冶金工学で博士号を取得。2007年にLPWテクノロジー社を創立。金属パウダーのニーズを予見しAM用途に特化した製品開発を行う。AM専用パウダーと関連ソフトエアの開発製造供給の第一人者。用途開発チームを率い、製造工程におけるパウダー品質のクリティカルなリスク管理のためのパウダーのハードウェアやソフトウェアを開発。高いビジョンとリーダシップにより2016年の輸出貢献企業として英国政府よりクイーンズアワードを、2017年には欧州輸出ビジネス賞を受賞。 |
⑤ Dr John O'Hara, Global Sales Manager, Sciaky, Inc 米国コックス・オートメーションで自動機械製造分野の経験を得た後、2013年にフィリップスサービス工業の関連会社のサイアキ社に移り、2014年よりグローバルセールスマネージャ。EBW, EBAMの設計開発から、製造技術の課題解決などを担当する一方、グローバルセールス部門で海外の取引先とのビジネスを統括している。就任後、サイアキ社のビジネスは、従来の溶接装置中心から、新規のアディティブ・マニュファクチュアリング装置とサービスに移行させた。現在ASE AMS-AMのアディティブ・マニュファクチュアリング委員会のメンバー。 |
講演スケジュール
時間 | 講演者 | 講演テーマ |
---|---|---|
10:30 | ご挨拶 | |
10:45 〜 12:15 |
Dr Olaf Rehme Siemens AG Corporate Technology Research In Energy and Electronics Coatings & Additive Manufacturing |
Status and Future of Industrial 3D Printing 「シーメンスグループの重電・重工におけるAM技術の最新事例と課題、将来展望」 |
昼食 | ||
13:15 〜 14:15 |
Dr Chris Heason Rolls-Royce plc Repair Technology Material Addition & Joining |
Applications of Laser Metal Deposition (LMD) in Rolls-Royce 「ロールスロイス・グループの航空機エンジン等補修のLMD技術の活用事例と将来展望」 |
14:15 〜 15:15 |
Dr Henner Schöneborn SLM Solutions AG CTO |
AM Powder Bed Metal Printing - The Past 15Years, Future Requirements and How to Define Real Needs instead of Wishful Thinking 「研究開発から量産に移行した欧米のマーケットで必要な最新装置・ソフトの開発と、造形物の品質管理の取組み」 |
休憩 | ||
15:30 〜 16:15 |
Dr Phil Carrol LPW Technology Ltd Managing Director |
Degradation and Control through Digital Integration of Metal Powder within the AM Process. 「AMプロセスにおける金属パウダーの再利用と品質劣化の関連性のケーススタディと、材料の品質管理をデジタル化の取組み」 |
16:15 〜 17:15 |
Dr John O'Hara Sciaky, Inc Global Sales Manager |
Industrial Adaptation of Electron Beam Additive Manufacturing in 2017 「ロッキードマーティン社やエアバス社等におけるEBAMの採用事例やその他の最新アプリケーション事例を紹介」 |
17:15 | 本日の纏め及び愛知産業の取組み | |
17:30 | 終了 |
お申し込みは
愛知産業ドットコムの専用サイトから、お申込み下さい。(無料の会員登録が必要です)
参加費用のお支払いは、銀行送金、クレジットカード、コンビニ決済が選択できます。愛知産業ドットコムから、お送りする入金確認連絡メールを、「参加証」として当日受付でご提示下さい。
セミナー申し込みはこちら (愛知産業ドットコムサイトが開きます。)
定員に達しましたので申込みを締め切りました。
お申込み有り難うございます。