アロー 抵抗溶接システム

アローの制御技術の開発

アロー社の制御技術は最先端のエレクトロニクス開発センターから生まれます。世界トップレベルのエンジニアが研究開発を続けています。その開発分野は、電子制御技術、組み込みソフトウェア、ネットワークソフト、パワーエレクトロニクス、動作コントロール、PLC制御など広範囲に及びます。

アローの溶接プロセスコントロール AWT(Adaptive Welding Technology)

アロー社が開発した、抵抗溶接プロセスコントロール技術AWTは、溶接のプロセス変化に自動的に追従し高い溶接品質をお約束します。AI機能により、溶接条件の適正化が常に図られています。操作に、特別なスキルは必要ありません。マニュアル操作ではオペレータによる誤操作のリスクを低減。全鋼板に対して最適な溶接条件を自動設定します。母材の変更や接着剤などの抵抗値の高い物質の存在を把握し状況に自動追従。分流や電極の摩耗に対して自動補正します。

アローの溶接プロセスコントロール AWT

AWT機能により次のようなアドバンテージがあります。
■ 溶接品質の向上。 ■ 溶接の立ちあげを加速し時間とコストを低減。 ■ 耐久性に優れ生産ラインの停止を低減しメンテナンス費用を削減。 ■ スパッタが少なく除去など付帯作業を低減。 ■ 溶接が安定しオフラインでの品質管理費用を削減。 ■ 溶接が難しい材料でも可能に。(ホウ素入り鋼、TRIP鋼、二相鋼など)
このAWTは、ロボット用ガン、マニュアルガンおよび自動車修理用エルゴウェルドに対応しています。

アロー社のアルミ材抵抗溶接制御技術

アロー社では、自動車製造業界の燃費向上と衝突安全性向上のニーズに応えるため、アルミ合金や高張力鋼溶接制御技術を開発しています。アルミ材を例にご紹介します。アルミ材は固有抵抗が低く熱伝導率が高いので、大電流、短時間通電での溶接が必要、さらにアルミ材の表面には、電気抵抗が大きい酸化被膜が容易に生じ、且つ均一ではないため接合強度にばらつきが生じる、熱膨張が大きいため電極と密着し電極への付着物及び変形汚損が生じやすく、チップ・ドレスを頻繁に行う必要があるなどの問題点がありました。アロー社ではアルミ材の特性に最適な抵抗溶接技術を開発し、欧米の有力自動車メーカで実証しています。

アロー社のアルミ材抵抗溶接制御技術

ページのトップへ戻る