リテック 特殊金属溶解炉システム

プラズマ溶解 PAM(Plasma Arc Melting)

プラズマ溶解 PAM

リテック社は、プラズマ溶解炉の業界トップメーカーです。

プラズマトーチの電極に水冷銅電極を採用、電極・金属間に発生するアーク放電を利用し、プラズマガスには主にアルゴンもしくはヘリウム等のガスを使用することで、不活性ガスの炉内雰囲気下にて溶解します。炉内は大気圧に近いため、金属元素の揮発を最小限に抑えることができ、合金成分組成の調整が真空溶解と比べてはるかに容易です。活性金属、難溶解金属、金属間化合物、純チタン、チタン合金、ニッケル合金、コバルト合金、シリコンなどの溶解が可能です。

チタン合金製 航空機用回転部品(ロータリーグレード)や、発電用ガスタービン(ニッケル合金)の回転部品の製造にも製造法として認可されています。

リテック社製 プラズマトーチの特長

  • 一般的なタングステン電極ではなく、水冷円筒型銅電極を使用しているため、高出力(〜1.2MW)プラズマトーチが製造可能です。また、リテック社のプラズマトーチは、プラズマガスが特殊な流路を形成するため指向性に優れており、溶解時の操作が大変容易です。
  • 多岐にわたる形状の素材を原料として供給が可能です。
  • 操業圧力は0.3気圧から1.9気圧まで可変できるため、蒸気圧の高い材料の制御に有効で、合金成分の均質化が容易です。
  • 水冷銅ハースの採用により、HID(High-Interstitial Defects)、HDI(High Density Inclusion)を取り除き、極めて洗浄度の高い材料の製造が可能です。

リテック社では、研究開発用プラズマ溶解設備を2台保有しており、ハース溶解+鋳造、ハース溶解+水冷銅モールドによる引抜き、その他様々な試験溶解が可能な環境をご用意しております。プラズマトーチのトップメーカーとして、これまでに培った各種特殊金属の溶解経験をベースに、新材料の研究開発にも対応致します。是非貴社の研究開発にご活用ください。

プラズマ溶解 PAMプラズマ溶解 PAM

その他、オプション・アクセサリーがあります。
詳しくは愛知産業までお問い合わせください。

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